平成29年予備試験 民事訴訟法論文
2024/12/8 平成29年予備試験
答案例 第1 設問1 1 本件訴訟は事実審口頭弁論終結時に履行すべきで状態にない給付請求権を内容とする給付の訴え(将来の給付の訴え、135条)を含んでいる。そこで、将来の給付の訴えとして認められるか。 ...
二段の推定(書証)
2022/7/13 初学者向
証拠力 民事訴訟においては事実認定は原則証拠に基づいて行われる(民訴法247条)。そして、証拠には事実認定をする上で非力なものから強力なものまである。 例えば、AからBに金銭交付があったという事実を立 ...
平成12年旧司法試験 民事訴訟法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 小問11 Xは無留保判決を求めて1000万円の支払請求の後訴を提起すると考えられる。そこで、Xの主張は、確定判決の判断内容の後訴における拘束力(既判力)に抵触し許されないか。既判力の客観 ...
平成15年旧司法試験 民事訴訟法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 小問1(1) 1 乙の訴えは反訴提起ができるか。 (1) 「本訴の目的である請求・・・と関連する」(146条1項)とは、両請求の内容又は発生原因において法律上・事実上の共通性があることを ...
平成28年司法試験 労働法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 本件団体交渉拒否が労組法7条2号違反であることを理由に労働委員会に団交応諾命令を求め、裁判所に対し、団体交渉請求権を保全するための団交応諾仮処分命令の申請、団体交渉を求め得る ...
平成18年旧司法試験 民事訴訟法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 小問1 1 (1)の「本件売買契約を締結した」の主張は裁判上の自白にあたるか。 ア 裁判上の自白とは、口頭弁論期日又は弁論準備手続期日における、相手方の主張と一致する自己の不利益な事実の ...
平成16年旧司法試験 民事訴訟法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 小問1 1 裁判所の心証により、乙債権を有するYは、対当額につき甲債務を免れる。そこで、裁判所は「Xの請求を棄却する。」旨の請求棄却判決をすべきである。 2 既判力とは、確定判決の判断内 ...
平成10年旧司法試験 民事訴訟法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 小問11 Yは請求異議訴訟(民事執行法35条1項)によって争うと考えられるところ、かかる訴訟における確定判決の異議の事由は口頭弁論の終結時に生じたものに限られる(同条2項)。これを本件つ ...
平成28年司法試験 労働法論文第1問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 本件解雇は労基法19条1項に反し無効ではないか。「業務上」の「疾病」の意義、すなわち、両者の因果関係の判断基準が問題となる。 (1) 同条の趣旨は業務上疾病した労働者の生活保 ...
平成29年司法試験 労働法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 X1、X2及びX11(以下、「X1ら」という。)は本件労働協約中の、A組合に加入しない者、A組合から脱退した者又は除名された者を解雇する協定(ユニオンショップ協定)が無効であ ...
平成29年司法試験 労働法論文第1問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 Y社の手続きは商法等改正法附則(以下、「附則」という。)5条1項及び会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律(以下、「承継法」という。)7条に違反し、Y社からZ社への労働契 ...
平成30年司法試験 労働法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 使用者たるY社は労働組合の「正当な行為」を理由に、「不利益な取扱い」たる本件処分をすることができない(不利益取扱い、労組法7条1号)。そこで、Cらの行為は「正当な行為」といえ ...
平成30年司法試験 労働法論文第1問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 本件仮眠時間は労働時間(労基法32条)にあたるか。 (1) 労働時間とは客観的にみて使用者の指揮命令下にある時間をいうと解する。 (2) これを本件についてみると、本件シフト ...
令和1年司法試験 労働法論文第2問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 X組合は本件ビラ撤去が支配介入(労組法7条3号)あたることを理由に、労働委員会に対し、ポストノーティスを、裁判所に対し不法行為に基づく損害賠償請求を求める。 2 X組合は本件 ...
令和1年司法試験 労働法論文第1問
2024/12/8
答案例 第1 設問1 1 Xは本件解雇が無効であることを理由にY社の労働者たる地位の確認請求及び解雇から現在までの賃金の支払いを求める(民法536条2項前段)。そこで、本件解雇事由は本件就業規則32条 ...