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刑事訴訟法

平成12年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 警察官が「宅配便です。」と声をかけ、甲にドアを開けさせた行為は適法か。欺罔的手段を用いることは「必要な処分」(222条1項前段、111条1項)といえるか、「必要な処分」の意義が問題となる。 ...

刑事訴訟法

平成23年予備試験 刑事訴訟法論文

2024/12/8    

答案例 第1 設問1 1 本件捜索差押許可状(以下、「本件許可状」)の罪名の記載は刑訴法219条1項に反しないか。特別法違反における「罪名」の意義が問題となる。 (1) 判例は、憲法35条が文言上「正 ...

刑事訴訟法

平成11年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 設問1 1 勾留ができるためには逮捕前置主義を守る必要がある。本件では勾留の前置として逮捕がされているが、この逮捕は現行犯逮捕の要件を充足していない違法逮捕である。そこで、違法逮捕の場合 ...

憲法

平成27年予備試験 憲法論文

2024/12/8    

答案例 第1 設問1 1 設問見解は妥当か。違憲審査権の根拠条文が問題となる。 (1) まず、98条1項は憲法の最高法規性を規定しており、憲法に反する法令は無効である。よって、同項は法令の合憲性を判断 ...

憲法

平成24年予備試験 憲法論文

2024/12/8    

答案例 第1 設問1 1 国民審査法(以下、「法」という。)15条は、適格と判断した裁判官に〇を付けることを許容しない点及び白票を罷免可としないという扱いをする点において、憲法(以下、法名省略)79条 ...

憲法

平成25年予備試験 憲法論文

2024/12/8    

答案例 第1 Dの主張 1 甲案につき、政党の公認候補を選出する自由(以下、「自由1」という。)を侵害し、違憲であると主張する。 (1) まず、政党は一定の理念の下、国会議員が継続的かつ自主的に集まっ ...

憲法

平成29年予備試験 憲法論文

2024/12/8    

答案例 第1  甲の主張1 本件条例は甲のXを廃棄しない自由を侵害し、違憲である。(1) まず、29条1項は「権」と規定しているので、同項は個人の財産権を保障している。よって、上記自由も同項で保障され ...

憲法

平成30年予備試験 憲法論文

2024/12/8    

答案例 第1 設問前段 1 (1) 法律上の争訟とは、当事者間の具体的な権利義務ないし法律関係の存否に関する紛争であって、法を適用して終局的に解決ができるものを指す。 (2) よって、Xの提起する訴え ...

憲法

平成22年旧司法試験 憲法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 本件条例は理容師が洗髪するための給湯可能な設備(以下、「洗髪設備」という。)を設置しないで営業する自由を侵害し、違憲ではないか。2(1) 22条1項は職業選択の自由を保障しているところ、自 ...

その他

法律系資格の択一試験勉強の指針

2022/7/4    

試験勉強とは 法律系の資格試験では、基本的に条文とその解釈が問われる。よって、法律系の資格試験の勉強とは、条文とその解釈を「試験合格に必要な範囲で」学習することである。 条文 条文とは法律で第何条とい ...

憲法基本書

法の支配

2024/12/8    

法の支配 法の支配とは国家権力の専断的な支配、すなわち人の支配を排除し、法で権力を拘束して、国民の権利・自由を保護する考え方である。そして、法の支配は英米法に由来する原理である。 法の支配と比較される ...

刑法

平成27年予備試験 刑法論文

2024/12/8    

答案例 第1  甲の罪責1 (1) 甲が用度品購入用現金から50万円を支出し、丙に渡した行為に業務上横領罪(253条)が成立するか。背任罪(247条)の成否も問題となるが、両罪は法条競合の関係にあるの ...

刑法

平成30年予備試験 刑法論文

2024/12/8    

答案例 第1  1 甲が定期預金の払戻しを受けた行為に詐欺罪(246条1項)が成立するか。2  (1) 「欺」く行為とは重要な事実を偽り財産的処分行為に向けて人を錯誤に陥らせる行為である。そして、この ...

刑法

平成26年予備試験 刑法論文

2024/12/8    

答案例 第1 甲の罪責1 甲は詐欺目的でホテルの一室に入ったので、管理権者の意思に反する立ち入りと言え、建造物侵入罪(130条前段)が成立する。2  (1) 甲がVに対し、2000万円と引き換えに仏像 ...

刑法

平成24年予備試験 刑法論文

2024/12/8    

答案例 第1  1 甲がX車をY車に衝突させた行為(第一行為)に乙に対する傷害罪(204条)が成立するか。2 甲は第一行為により乙に頸部捻挫の怪我を負わせたので、乙の生理的機能を害したと言え、「傷害」 ...

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