刑事訴訟法

刑事訴訟法

平成14年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 設問前段 1 強制処分は権限ある司法官憲の発付する令状に基づかなければならない(令状主義、憲法33条、35条)。そこで、本件捜査が「強制の処分」(刑訴法197条1項ただし書)あたるか。「 ...

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平成7年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 被疑者が逮捕されている場合 1 可否 (1) 強制採尿は身体に対する侵襲を伴い、かつ対象者に屈辱感等の精神的打撃を与える行為であるから、個人の尊厳(憲法13条)を害し、違憲な捜査とも思え ...

刑事訴訟法

平成21年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 Aの撮影行為 1 捜査機関の撮影については、身体拘束を受けている被疑者に対するもの(218条3項)のほか明文規定を欠くので、強制処分法定主義(197条1項ただし書)との関係で、Aの撮影行 ...

刑事訴訟法

平成4年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 設問1 1 捜査機関による身体拘束を受けている被疑者の写真撮影は許容される(218条3項)ところ、本件はかかる要件を充足しない。そこで、強制処分法定主義(197条1項ただし書)との関係で ...

刑事訴訟法

平成22年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 警察官(以下、「P」という。)が甲及び乙に逮捕する旨を伝えた行為は適法か。(1) 甲及び乙を逮捕するには令状が必要である(憲法33条、刑訴法199条1項)から、上記行為は原則違法である。も ...

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平成19年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 甲を逮捕した行為は適法か。 (1) 甲は212条1項の現行犯人にあたるか。 ア 被疑者を逮捕するには原則令状が必要である(令状主義、憲法33条、刑訴法199条1項)ところ、現行犯逮捕(21 ...

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平成17年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 Aがメモリーの内容を確認することなく携帯電話を差し押さえた行為は適法か。(1) Aは差し押さえに係る令状発付を受けていないので原則違法である(憲法35条、218条1項)。もっとも、逮捕に伴 ...

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平成16年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 設問11 本件捜索差押えは令状に基づくものではないので、原則違法である(憲法35条、218条1項)。もっとも、逮捕に伴う捜索差押え(220条1項2号)として適法となるか。(1) 「司法警 ...

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平成20年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 警察官(以下、「P」という。)が来意を告げることなくマスターキーで開錠し、客室内に立ち入った行為は適法か。 (1) 上記行為が「必要な処分」として許容されるか。「必要な処分」(222条1項 ...

刑事訴訟法

平成12年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 1 警察官が「宅配便です。」と声をかけ、甲にドアを開けさせた行為は適法か。欺罔的手段を用いることは「必要な処分」(222条1項前段、111条1項)といえるか、「必要な処分」の意義が問題となる。 ...

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平成23年予備試験 刑事訴訟法論文

2024/12/8    

答案例 第1 設問1 1 本件捜索差押許可状(以下、「本件許可状」)の罪名の記載は刑訴法219条1項に反しないか。特別法違反における「罪名」の意義が問題となる。 (1) 判例は、憲法35条が文言上「正 ...

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平成11年旧司法試験 刑事訴訟法論文第1問

2024/12/8  

答案例 第1 設問1 1 勾留ができるためには逮捕前置主義を守る必要がある。本件では勾留の前置として逮捕がされているが、この逮捕は現行犯逮捕の要件を充足していない違法逮捕である。そこで、違法逮捕の場合 ...

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平成27年予備試験 刑事訴訟法論文

2024/12/8    

答案例1 第1 設問11 ①から③の撮影(以下、「本件撮影」という。)は無令状で行われているので、令状主義(憲法35条、刑訴法218条1項)の見地から、違法となり得る。そこで、本件撮影は「強制の処分」 ...

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