平成23年予備試験

答案例 第1 設問1 1 取締役会を招集する者は各取締役に招集通知を発しなければならない（368条1項）ところ、本件ではBに発せられていない。そのため、招集手続きに瑕疵があるから、本件取締役会の決議の ...

答案例 第1 控訴審の検討事項 1 本件訴状の被告はYであるが、本件訴状の送達時にYは既に死亡しているので、Yに訴訟係属していない。そして、ZはYの唯一の相続人である。そこで、本件訴訟の当事者はYとZ ...

答案例 第1 設問1 1 本件捜索差押許可状（以下、「本件許可状」）の罪名の記載は刑訴法219条1項に反しないか。特別法違反における「罪名」の意義が問題となる。 （1） 判例は、憲法35条が文言上「正 ...

答案例 第1 殺人罪1 甲が乙の首を絞めた行為（第一行為）に同意殺人罪（202条後段）が成立するか。2 男性が同年代の女性の首を両手で締め付ければ女性の抵抗が及ばず息をしなくなる危険性が高い。また、甲 ...

※平成29年改正に対応済み 答案例 第1 Dの所有権1 ABの本件売買契約は仮装されたものであるから、ABの意思表示は無効である（94条1項）。Dは甲土地を無権利者Bから買ったので、甲土地の所有権を取 ...

答案例1 第1 設問11 処分（行訴法3条2項）とは、公権力の主体たる国又は地方公共団体の行為のうち、その行為によって直接国民の権利義務を形成し又はその範囲を確定することが法律上認められているものをい ...

答案例1 第1 設問11 Bに対する入学不許可処分の取消訴訟（行訴法3条2項）及び入学許可処分の義務付け訴訟（同条6項1号）を提起する。2 Bは、Aの入学者選抜制度（以下、「本制度」という。）は、Aへ ...